一歩が4度目の防衛戦相手であり、A級トーナメント優勝者でもある島袋選手と戦うことが決まった時のこと。 島袋が負けたことがある、と鴨川会長に聞かされた一歩は、 「そ、そのビデオは!? もしかしたら攻略法が・・・」 と淡い期待を抱くものの、直後に会長から 「ない! ビデオは手に入らなかったし(中略)、キサマの参考にはならん」 と言われ、自分自身を鍛えることにするわけなんですが・・・。 月日は過ぎて。 無事、島袋戦のタイトル防衛に成功し、青木のチャンピオンカーニバル挑戦も終わり、押し寄せる(汗)挑戦者の中から一歩が自ら選んだのは、千堂に引き合わされたこともある沢村。デンプシーロールを「無様な技」と言い切った選手です。 で、家に帰った一歩は、会長から渡されたビデオを見て、真っ青になってました。何故なら、あの体力バカの島袋がたかが4Rで、いくら足を使いまくられて逃げ切られたとは言え疲労困憊させられている試合を、見せつけられたのですから。 ・・・・・・・って、をい?
たーしか島袋が負けたのって一歩以外では、沢村だけですよね? つまり、島袋戦前に一歩が欲しがっていた「島袋選手の唯一の負け試合のビデオ」って、ひょっとしてこのビデオってことですよね? いやいや、もっと肝心なのは、この「沢村VS.島袋」戦のビデオ、手に入れようと思えば手に入れられた、って意味になり・・・。 ・・・・・ひょっとして鴨川会長、一歩に嘘こいてたんと違いますか?(爆笑) 一歩も気づけよ☆ この仮説を相方に話したところ、大笑いしながらもこう言ってくれました。 「た、確かにありうるけどさ。でもこの時点で沢村VS.島袋戦ビデオ見たところで、一歩の参考にはならなかったんじゃないの?」 そりゃまあ。会長も言ってましたが、VS.島袋戦の沢村のような「足を使いまくって逃げ切る」なんて、一歩のボクシングじゃないからなあ。 それにしても森川センセ、この島袋戦の時点で既に、沢村戦への伏線張りまくっていたんですね。すごいや・・・。 ところで島袋選手と聞いて、思い出したことが1つ。 ちゃんちゃん☆ は島袋選手が、新人王を取っていると誤解していた時期があったのだ。原作52巻にて一歩が、↑のビデオを見ながら、 「西日本新人王島袋さんの唯一の黒星の相手って沢村さんだったのか」 と驚いているのだが、どーもここで句読点が打たれていなかったため、変な解釈をしていたらしい。 ・・・つまり、いつの間にか「西日本新人王・島袋さん」と読んでしまっていたようなんである。実際は「西日本新人王戦で、島袋さん」となるはずなのに(汗)。 |